作品展示(向山喜章)

仏教美術に幼少からふれてきた作家の、根源的な“光”をモチーフにしたキャンバス作品。

浄楽寺 神奈川 2022 Photo:HaSACC実行委員会、鰐部春雄

展示時間

10月21日(金)-10月23日(日)AM10:00-PM7:00


浄楽寺 収蔵庫

作品概要

壮麗なる五体の御仏を祀る名刹金剛山浄楽寺へ、アートを届ける光栄なる好機を賜りました。
運慶仏像の光背と月影といった円形の抽象的な光として新しきキャンバス作品との一期一会を祈り、展示いたします。

「運慶仏と結ぶ光のアート 金剛山浄楽寺へ」
向山喜章

晩秋の横須賀は佐島にご縁あり、壮麗なる五体の御仏を祀る名刹金剛山浄楽寺へ、アートを届ける光栄な好機を賜りました。運慶仏の五体の光背(こうはい)と月影(つきかげ)を作品コンセプトとし、新作5点組の抽象的な円形のひかりを、この浄土にアートとして展示出来ればと思います。加えて、運慶仏の毘沙門天、不動明王の胎内仏に在った月輪形銘札に併せ、楕円形月輪イメージの最新作1点を収蔵庫へ届けたいと思います。

 御仏とアートが寺院内で時空を超え、ご来場の皆様との静かな一期一会となれば、この上なく幸いです。

合掌

アーティスト:
向山 喜章